城ヶ崎/イサリビロック ジャンル
フリークライミング
日程 2006年1月29日(日帰り) メンバー T内、N村、N村Y(計3名)
行程 下記参照


T内「ジャムウェーブ」(5.9)OSm、N村「イサリビクラック・ライト」(5.10c)RP、N村Y「ジャムウェーブ」TR、「サンデークラック」(5.10a)T数回イサリビエリアは7年前に雑誌取材で行ったが、そのときは仕事中なので1本も登らなかった。それ以前となると20年近く前かもしれず、はるか忘却の彼方にある。わたぐものメンバーでトップロープ大会をやっている写真がしっかり残っている。

私個人の思い出として、大岩純一・あき子夫妻と初めて会ったのがこの岩場だった。アッコさんがイサリビクラックに取り付いて、「病み上がりにはきついよー」と言いながらテンションしていたのが記憶にある。エイリアンがなかった当時、核心のクラックはナッツのセットが難しくて、アッコさんはスライダーとかいう新種(当時)のギアを試していた。

T内さんは、この日1本目「ジャムウェーブ」のオンサイトに成功してとても喜んでいた。5.9のクラックのオンサイトは簡単にできることじゃない。彼女は長くクラックを登ってきて、マルチピッチの経験も多い。海外の岩場にもよく行っている。憶せずにいろいろなクライミングにトライする姿勢は見習いたい点である。

「サンデークラック」は短く、見た目の威圧感も少ないからか、基本的にクラックはやらないYさんもリードで取り付いた。ただし、ギアはT内さんがセットしたままだから、これで登れても「赤」ではなくピンクポイントになる。すべてムーブを解決して上まで抜けてきたが、次はレッドポイントだ!という感じではなかった。無理もないか・・・。

イサリビクラックは私の目標のひとつだった。昔はとてもリードできる気がしなかった「イサリビクラック・ライト」だが、この日2回目で成功だった。終わってしまえば意外に登りやすかったような気もする。タイミングがうまくかみ合って登れるときは、そういうものなのだろう。クライミングを続けていて幸せを感じるときである。つき合ってくれたT内さん、Yさんに感謝!

■おすすめルートガイド:イサリビクラック・ライト(5.10c)/城ヶ崎の三つ★クラックで、初級卒業課題の1本だろう。スタートのシンハンドクラック、終了点直前のフェイスムーブと2ヵ所の核心がある。特に下部のシンハンドは、効きにくいジャミングのなかでのプロテクションセットが苦しい。セットをとばしたくなるが、グラウンドしないためには2個か3個は確実にセットできないと危険だ。フェイスを登り込んでいる現代のクライマーには、ムーブ的にはそれほど難しい部分はないと思う。

ジャムウェーブ(5.9)/ハンドクラック、レイバック、フェイスムーブと変化があって楽しい。貴重なクラックのリード入門ルート。グレード的には、同じ5.9でも「アンクルクラック」(ファミリー)や「イントロダクション」(シーサイド)よりもやさしいと思う。プロテクションもよく決まるので、確実にセットして登りたい。

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