北丹沢耐久レース報告   

■日程:2006年7月1日(土)〜7月2日(日)1泊2日
■ジャンル:耐久レース
■参加メンバー名:KW(記)、SK (計2名)


■記録:

7月1日(土)曇り

緑の休暇村センターは感じの良いキャンプ場だった。
下は一面の緑で本当にテントを張って良いのかと思ってしまった。
その緑の中に点在する広葉樹の下にテントを張る。オートキャンプの家族連れも多く、
にぎやかな子供たちの声が聞こえる。
夕方近くになると明日の「北丹沢12時間山岳耐久レース」に参加する
いくつかのグループも回りにテントを張る。
皆こうしたレースの常連なのかビール片手に過去のレースの話で盛り上がっている。
曇っているが気温が高いのでビールが美味そうである。
ビール1本ぐらいと思うが明日のレースに備えて控えることにする。
夕食はカツ丼の他に奮発してうなぎも購入。
しっかりとご飯を食べる。
朝が早いので19時半には横になるがテントの中は暑くてなかなか寝付かれなかった。


7月2日(日)曇り後雨


(スタート風景)

朝食は腹持ちさせるために中華丼を食べる。
5時過ぎに外に出ると広いキャンプ場が車で一杯である。
準備運動をしてスタート場所に行くとSKさんに偶然会う。
髭をそっていたのでいつもと違う感じを受けてすぐにはわからなかった。
ウェアーは僕と同じようにユニクロのタイツをはいている。
競技用のタイツは高価なのでこれで充分である。
僕はその他のシャツやショートパンツ、靴下もオールユニクロである
(別にユニクロの宣伝をするつもりはないが、安く機能もまあまあなので買ってしまった。)。

7時丁度にスタートする。
比較的前の方で300番目ぐらいでスタートできたと思う。
ただ、現在のタイム計測はRCチップを使用して各自がマット(写真の茶色いマット)を通過した時点から(ネットタイム)計測されるので、自分のタイムは後で正確に知ることが出来る。
タイムを少しでも短縮したい人は可能な限り前からスターとした方が有利で、この後それを思い知るのであった。
SKさんも一緒にスタートしたがその後は一度も会うことはなかった。

コースの概要はアスファルト道から山道を370m登って260mの下り、860m登って670m下り、400m登って400mの下り、最後に830m登って1140m下ってゴールである。
途中に小さなアップダウンは無く、この間を林道や舗装された道路で繋がっている。
総距離43.83Kmのうち14Kmぐらいがこの繋ぎの林道の下りなので、ここで時間と距離を稼ぐのがコースのポイントになると思う。
ここを歩くと時間がかかる。
ネットの情報では、スタートから舗装道路を2Km進んだ後山道に入るところで渋滞するとあったが、まさにそのとおりで、遅々として進まない。
5車線が急に1車線になれば渋滞が起きるのは当たり前か。
660mの頂点を越えると下りになり急にスピードが上がる。
この後は舗装道路に出て自分のペースで走ることが出来る。3人抜いて1人に抜かれる割合で淡々と走る。
女性にも2人に抜かれる。ランがとても速い。
これからは自分のペースで行けると喜んだのもつかの間で、神の川キャンプ場を過ぎて鐘撞山への登りになると、また渋滞でノロノロと登ることになる。
わたぐものハイキングペースの方がずっと速い。
第一関門までは他人のペースで登ったことになる。
神の川ヒュッテで水500ccを補給し(500cc3本を持って行った。市販のスポーツ飲料を2/3程度に薄めたもの。)バナナ1本食べる(一人1本が支給される。)。
特にきゅうりの塩もみは美味しかった。
第一関門からはやっと自分のペースで行くことができた。
犬越路手前の途中でガレ場を横切って林道にでる。走っているとポツポツ降っていた雨が本降りになってアスファルト道路一杯に川のように流れる。
パンツが濡れて腿に纏わりついて走りづらい。
もうコースの半分以上を過ぎているのでランナーもポツポツとしかいない。
神の川キャンプ場までのランで抜かれた女性を鐘撞山の登りで追い抜いたが、また抜かれる。
しかもあんなスピードで持つのかと思うほどのスピードである。
第二関門までに十数人のランナーを抜いたが、抜かれたのはこの女性だけであった。
第二関門の神の川園地で大福1個に菓子類(カロリーメイト類)を食べる。
塩分が欲しくなると思って持ってきたハムがとても美味しかった。
姫次への登りになるともう抜かれることは無く、抜いて行くだけになる。
しかし、風巻の頭を越えた辺りからさすがに腿の疲労が強くなり、平らなところでもすぐに走りだすことが出来なくなる。
姫次への最後の200mぐらいの登りが今回最も辛く感じたところであった。
山頂を過ぎて残り8kmの下りは徐々にスピードを上げて下っていく。
途中で女性二人に抜かれる(女性で10位以内に入っている。)が、上位に入る女性はランや下りが強いと思った。雨でぐしゃぐしゃの中をスピードを上げて突っ込んでいくので下りのコツがあるのかもしれない。
平丸を過ぎるとゴールは近く、最後は「お疲れさま」「もうすぐよ」といった声援の中を走るので気分がよい。こうして気分よく走れるのも雨の中沢山のボランティアや地元の方々のおかげであり感謝したい。
今回の北丹沢12時間山岳耐久レースは10月の日本山岳耐久レースの練習の一環として出場したが、色々参考になる点があって出場してよかったと思った。
レース出場に当たってのトレーニング方法は、ネットで調べたLSDを4月から行なった。
LSDはいたってシンプルなトレーニングで呼吸が苦しくない程度のスピードで2時間以上走る。とにかく長く走るのがポイントのようである。
山耐トレーニングとしては山を走るのが効果的であるが、自分はまだそのレベルでないと思いLSD中心とした。
まだ3ヶ月しか経っていないので成果があったのかどうかわからないが、コース途中のラン区間が長いと思わな
かったのが成果かも知れない。
今回のレースで10月の日本山岳耐久レースでの15時間を切る目標に目処がついたので、もうワンランク高い目標を目指すことにした。
目標を持つことは大切で(仕事でも、人生でも言えることであるが。)目標がないとただ長時間走るトレー
ニングはなかなか続かないであろうと思った。


以上


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