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白石沢モロクボ沢
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2010年8月8日
メンバー=N村(記)、N村Y子
用木沢出合(犬越路登山口)10:10−入渓点10:10〜10:30−大滝11:00〜11:15−石積堰堤11:30−奥の二俣(時刻不明)−源流13:55−終了点14:30?−畦ヶ丸15:20−(本棚17:00・下棚17:30)−西丹沢自然教室18:00

■曇時々晴
 Y子さん(=妻)と西丹沢の白石沢支流、モロクボ沢へ行ってきた。
 西丹沢の岩質は特別で、石英閃緑岩の沢はめずらしい。有名なのは小川谷廊下だが、白石沢は渓相が明るい(つまりゴルジュではない)ので、小川谷よりも岩の白さが際立って見える。
 つまり、とてもきれいな沢だった。
 滝登りやゴルジュ突破をやりたい人は物足りないかもしれないが。
 唯一の難所であるモロクボの大滝30mは、右岸にしっかり踏まれた巻き道から越えられる。しかし、巻き道といっても一部分は傾斜の強い岩を登るので、初心者はビレイしたほうがいいかも。直登する場合は、下半分は簡単そうだが、最後の数メートルがホールドのない垂壁になっている(ガイドブックによれば「人工登攀が必要」とのこと)。
 大滝上はやさしい滝やナメが続いて気持ちがいい。しかし沢は短く、どんどん越えていくと30分ほどで終わってしまう。
 沢中のいたるところ、イワタバコの花が最盛期だった。よく見るとロウ質で肉厚な、輪郭がぼんやりした感じの花である。沢中のいたるところに葉が茂って花を咲かせていた。
 源流のゴーロ帯は苔むした大岩がゴロゴロ転がる、鮮やかな緑の苔庭園となる。このへんは特にほかでは見られない、おもしろい景観の沢である。
 抜け出したところは畦ヶ丸の頂上で、下降路の上半分は感じのよいブナ林の山道だった。
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 数年ぶりに沢登りをしたY子だが、楽しかったようでよかった。
 上記のコースタイムが遅いのは、たくさん時間をかけて写真を撮りながら歩いていたから。身内での山登り以外、こんな時間の使い方はできない。ブランクのY子はゆっくりペースで助かると言っていた。

水晶沢出合上のナメ、石英閃緑岩が白い