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倉沢谷塩地谷
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2010年8月15日
メンバー=S村、N村(L・記)
奥多摩駅8:30集合/8:35発(バス)倉沢9:00/9:05−魚止橋9:40−入渓点10:00?/10:20?−地蔵滝10:45〜11:20−6mCS滝12:20〜13:00−トイ状滝13:50−7m滝高巻き(時刻不明)−一杯水16:30?−東日原18:10/18:55(バス)奥多摩17:20

■晴、一時雨
 S村さんと初級の沢登りへ。今期5回目の沢登り。S村さんはうち4回参加中。
 奥多摩駅から東日原行バスに乗り、倉沢で降りる。林道を40〜50分歩くが、この間、右下に倉沢谷本流が見えている。いつか遡行してみたい候補の一つである。
 途中、林道沿いに大きな石灰岩壁が現われ、フィックスロープが数本ある。クライマーが開拓中といった感じだが詳細不明。あとで調べてみよう。
 魚止橋の上で土砂が押し出しており、林道は車が通れなくなっている。ここから林道が2回ほどカーブをきって登り、少し進んだところの踏跡から沢へ降りる。
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 遡行開始し、小滝を少し越えると地蔵滝8mに塞がれる。かぶった岩壁の切れ目から瀑水が飛び出している滝で直登不可能。右岸を大高巻きして、懸垂下降15m×2ピッチで沢に戻る。40分ほどかかった。
 谷は石灰岩のような岩壁が迫るゴルジュで、四角の巨岩がゴロゴロした異様な風景になる。連瀑帯で幅1.5〜2mぐらいの狭隘なゴルジュは、左壁の上を巻き越えることもできたが、練習を兼ねてゴルジュ通しに進んでみた。一瞬足が浮いて、私は対岸に跳びついたが、S村さんは泳いだと言っていた。
 その次に現われる6mCS滝は、ガイドブックには左の岩面を巻くとあるが、それらしい岩盤には恐くて突っ込めずに、ロープをつけて土と岩混じりの斜面を直上。大高巻きで林業用らしい作業道まで出て、上流に進み、沢が近づいた付近から下降した。
 これでゴルジュ帯は終わり、あとは難しいところはないはず。それにしても、1級というグレードからは予想できないほど、手間と技術と状況判断の必要な沢である。
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 このころから急に雨が降り始め、すぐ本降りになる。撤退して山道を戻ろうかとも話したが、往生ぎわの悪い私は、ウジウジと登り続けるほうへ傾く。引き返すポイントである芽(茅?)尻沢出合を過ぎ、少し行くと岩小屋の目印、小ガッコー沢出合も過ぎて、トイ状滝となる。ここは流れから少し離れた左壁を問題なく登れた。
 次の7m滝は左斜面を高巻く。一部で岩や灌木をつかんで登り、足元が切れ落ちていて危険なので確保手段をとりたい(残置フィックスもあるが確保にはならない)。
 この滝を越えた時点で14時半ごろだった。流れはかなり増水しているもようで、やや濁りが出ている。戻ってもいいのではと、慎重なS村さんは再度提案するが、往生ぎわの悪い私は急ぎ足になりつつも登り続けることに。
 増水していたのかもしれないが、源流近くまで水の途切れない水量豊富な沢だった。そして最上部までも黒く苔のついたナメ滝登りをさせられた。
 16時か16時半ごろ、終了点の一杯水に到着。
 1時間半で登山道を下降して(やや速い)、18時すぎに東日原に到着。終バスで奥多摩へ。
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 ギョウザ屋さん「天益」には、女将さんの幼なじみという鹿撃ち猟師、その連れの女性、最近赴任したらしい奥多摩駐在の所長さんがいた。こういう場面でのS村さんは、水を得た魚のようである。地元のお話に参加しながら、おいしいビールとギョウザをいただいて、遅い電車で帰宅した。

[Photo-1]    遡行開始、小滝を越えるS村さん

[Photo-2]    美しい下部ゴルジュ